秋田・象潟「九十九島」不思議な絶景!海が消えた歴史はなぜ?観光撮影スポットご紹介!

秋田県にかほ市象潟にある「九十九島」。

松尾芭蕉の『奥の細道』にも登場し、

「東の松島、西の象潟」よ呼ばれる景勝地です。

田んぼの中に、点々と小高い丘が散らばる珍妙な景色。

田んぼがある土地は、松尾芭蕉が訪れた時代には海だったんですよ。

(トップ画像:http://chokaikankoakita.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-cddc.html

 

 

秋田県・象潟の「九十九島」とは

象潟は秋田県の南側、山形県との県境である鳥海山が見える地域です。

象潟の「潟」は英語でラグーン。

海が砂浜などで区切られ、湖みたいくなっている地形のことです。

象潟の「九十九島」は、今でこそ陸地ですが

江戸時代までは潟湖だったため、

地名に「潟」「島」が残っているのです。

 

なぜ、海(ラグーン)が陸地になったかというと

地震で土地が隆起したからです。

 

九十九島の起源は、紀元前466年。

鳥海山の噴火により、

山が崩れ海に流れ込み、

浅い海に小さな島が点在する九十九島になりました。

やがて浅い海は、砂や土が堆積し外海と区切られ、ラグーンができます。

 

1804年に象潟地震が起き、土地が隆起。

浅い海は陸になりました。

その後、本荘藩の水田開発事業により、土地は田んぼに。

 

その時、点在する島々も全部田んぼにする予定でした。

しかし、地元・蚶満寺の住職により保存運動が高まり、

今の水田に小さな丘が点在する、九十九島の風景が残ったそうです。

 

象潟郷土資料館には、

地震以前の九十九島を描いた屏風絵や、

再現したジオラマがあります。

出典:http://www.uchinome.jp/oasis/isiseki/isiseki04_1.html

出典:http://blog.livedoor.jp/tomozoh1003/archives/39177536.html

是非、こちらも見てください。

九十九島の風景が、一味違って見えるはずです。

 

 

松尾芭蕉も「九十九島」に来ていた!

象潟の九十九島は、昔から

「東の松島、西の象潟」

と呼ばれる有名な景勝地です。

 

松尾芭蕉の奥の細道にも

「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し」

と書かれ、一句詠んでいます。

 

「象潟や 雨に西施が ねぶの花」

 

西施(せいし)は中国4代美女の一人、

ねぶの花は、ねむの花のことでしょう。

ピンクの可愛らしい花です。

 

なお、松尾芭蕉が訪れた1689年は、まだ九十九島は潟湖でした。

 

 

秋田県「九十九島」が一望できる場所

道の駅「ねむの丘」展望台から九十九島が一望できます。

海に沈む夕日が美しく、晴れた日の夕方は絶景です!

 

5月の田植え時期は、

水を張った水田が海のように見え

かつての九十九島に近い風景なのかもしれませんね。

 

9月の稲刈り前は、

黄金色の海に

緑の小島がポンポンとある、

不思議な光景が見られますよ。

 

また、象潟は海の幸が美味しい地域です。

夏は、天然岩ガキ。

冬は、秋田名物ハタハタ。

年中通して、美味しいものがたくさんありますよ!

 

 

まとめ

  • 九十九島は、かつて海に島々が浮かぶ景勝地だった。
  • 1804年に象潟地震で海底が隆起。陸にボコボコ丘がある地形に。
  • 象潟郷土資料館で、地震前を再現したジオラマと屏風絵が見られる。
  • 松尾芭蕉が一句詠んだときは、土地が隆起する前のまだ海に小島が浮かぶ景色だった。
  • 道の駅「ねむの丘」展望台から一望できる
  • 象潟は海鮮が美味しい地域。

 

秋田の名所をご紹介しました。

水田地帯に丘がある風景は、個人的にはちょっと不気味に見えます。

島一つ一つに、なにか曰くがありそうで。

秋田では水田地帯にポンと、墓地があったりするせいでしょうかね。

 

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