「獣になれない私たち」第3話ネタバレ感想とあらすじ!

業務改善を要求したら、妙な肩書きに昇進してしまった晶。

ようやく、元カノに出て行くよう迫った京谷。

不審な男と話す恒星。

本音を吐き出せないまま、がんじがらめに生きる大人たちはどうなっていくのでしょうか?

以下、ネタバレと感想がありますのでご注意くださいね。

「獣になれない私たち」3話のあらすじ

3話は、恒星が怪しい男と話しているところから始まります。

男は恒星の兄の代理人であり、兄の会社の粉飾決済をするよう迫っているようでした。

大金を前にしても「安い」「こんな金で」と嘲笑う恒星と、その場にいない兄との間には何やら問題があるようです。

 

5tap」では、晶を待つ京谷の姿が。

キャリーケースを側に置く彼は、今日「家に問題があるので晶の家に泊まる」というのです。

遅れて店に来た晶は、その問題を恒星やマスターに知られないよう、早々に京谷と帰宅します。

問題とは、京谷の元彼女の朱里が、京谷の家から出て行くよう迫ったところ、顔を見るたびに暴れまわるようになったということ。

そのため、一時的に晶の家に避難することになったのでした。

晶を抱きしめた京谷は元彼女の傍若さに疲れ切っている様子。

晶は自分の思いは飲み込んで、静かに彼を慰めます。

 

翌日。京谷は職場の後輩にカマをかけられ、同棲相手は晶ではないことがバレてしまいます。

「座敷わらし」と苦し紛れの言い訳をする羽目に。

そんな、当の元カノ・朱里は気ままに過ごしていました。

買い物に行き、ペットショップの前でうさぎに話しかけ、挙句には京谷宛の母親・千春からの荷物も勝手に開けて物色し始めていました

 

そんな頃、恒星の元にある男性が訪れて来ました。

男性は恒星の父方の叔父にあたり、恒星の兄について彼らの母親から連絡がきたというのです。

人気者で成績優秀、いつも恒星を指導する立場だった兄は、亡くなった父の会社を引き継ぐも経営に失敗。

それを恒星が救ったという過去がありました。

しかし、兄は弟に助けられたという事実が許せず、恒星を憎み、全てを押し付け現在も失踪中だったのです。

恒星は「責任は感じていないが、一時の感情でバカなことをした」と冷たく突き放します

 

一方、晶は常務改善を要求していたものの、「特別チーフクリエイター」という漠然とした役職に就任させられていました。

これまでと変わらず、多忙な業務に追われて仕事も恋もままならない現状を嘆く晶。

 

しかし、更に事件は起きてしまいます。

京谷の母・千春が京谷宛の荷物に入れた晶へのプレゼントがネットオークションに出品されていたのです。

犯人はもちろん朱里。

千春にはなんとか誤魔化したものの、限界が迫っていました。

5Tap」で暗い雰囲気のまま話をする晶と京谷。

偶然店にいた呉羽は、同じく店にいた恒星が止めるのも聞かずに京谷を叱ります。

しかし、反撃したのは晶でした。

「二人ともおかしいとわかってても彼女を追い出せない」

「それをできる人もいるかもしれないが出来ない人だっている。私たちは出来ない」

また庇わせてしまったことを謝る京谷にも

「自分のためにやった」

「ああでも思っていないとと自分は愛されていないと思ってしまうから」

と言い、晶は店を去ります。

 

呉羽の指示で晶を追いかけ、送ることになった恒星。

5tap一周年記念パーティのあと好みでもない晶を誘った理由」について語ります。

店でも笑顔で周囲に気を使う晶は、失踪した大嫌いな兄によく似ていた。

兄の姿を重ねたから誘ったという恒星。

「ひどくしたかったのかなあ」と呑気に話す姿に、晶は「自分が断ったから事なきを得た」と呆れ返ります。

そんな話をしているうちに気が晴れたらしい晶と、恒星はあくまで「ただの客同士」とし、「また店で」とにこやかに笑います。

ちょうどすれ違ったタクシーの中で、同じく帰路についていた京谷が呉羽からキスされていたことも知らずに。

 

「獣になれない私たち」3話の感想!

どうしても苛立ってしまう3話でした。

優しさ、責任感という言葉を隠れ蓑に逃げ回る京谷。

自分が決断すれば、朱里よりも晶を大切にする方法はいくらでもあります。

自分が傷つかないように、最終的な選択はしたくないと相手に押し付ける姿は、話中で呉羽が言う通り、まさに妻とは別れるという不倫男のようないい加減さです。

 

問題の元カノ・朱里も、社会に出ることへの恐怖を盾にやりたい放題。

人の荷物を勝手に選別し、ネットオークションに出すことはあまりに非常識です。

 

京谷を叱った呉羽も、なぜか彼にキスをして関係を持とうとする始末。

 

言葉で強く圧力をかける上司も、

「深海さんがいるから」と押し付けている部下も、

追い詰められている晶に「社長も頭の回転が良すぎるあまりに」と無意識に追い詰める同僚も。

 

そして、全部わかっていながらいい子でいてしまう晶も。

とにかく見ていて全員に腹立たしくて、もどかしくてたまらなくなりました。

 

しかし、登場人物全員が確かにこんな人いると思えるところがおそろしいところなのです。

「ドラマだから」と切り離して見ることが出来ないほど生々しく、現実的。

苛立ちを感じる点は、普段他人に対して、そして自分に対して感じている点なのではと思えました。

そこまで緻密に描かれている脚本と、それを表現する俳優さんたちは本当にすごい!

その点で見応えはあります。

しかし、やはり他人事ではなく、自分ごととして見てしまうので、疲労感は増します……

とはいえ、更に関係性が大きく変わりそうな次回。

やはり気になって、来週も見てしまうのでしょう

 

さいごに

苛立ちながらも、つい見てしまうこのドラマ。

獣になれる人間が得をするのが、なれない人間が悪いのか…

でも、理性的な人間でいたいという気持ちもあるんですよね。

終着点はどこになるのやら、美味しそうなクラフトビールが唯一癒しのドラマです。

苦いばっかじゃない、スカッとするゴールでありますように…。